走り書き

この世界樹の迷宮でのフォア・ローゼスは深都ルートを通るはずでした。(他の小説を書く関係で)
しかし書いているうちにノエルは協力して戦うことを選びそうなこと、真祖に同情した彼女が彼を逃がしてしまうかもしれないのにオランピアは牢獄の鍵を渡さないはずということから、落とした鍵をクジュラ経由で手にいれるこちらになりました。
まあ、どちらにしろ最終的なエンディングは同じなのですが……。

クリス　海都に従いフカビトに対し打って出るか……。
エイプリル　深都に従い守りを固め続けるか……。
トラン　正直な気持ち、どっちも知ったことか、て感じですよね。
レント　真実を隠し続けた……いや、今も何かを隠している海都、真実を隠すために冒険者を海の底に沈めていた深都。どちらも信用できません。
クリス　だがどちらかにつかない限りクジュラ将軍は先には進ませてはくれないだろうな。
トラン　はっきり『海都につけ』と言わないことが彼らなりの譲歩なのでしょう。
エイプリル　で、ノエル。どっちの依頼を受けるつもりだ？
トラン　レントはどちらも信用ならないと言いました。……わたしも同意見です。ですが彼らの言い分はどちらも間違っているとは言いがたい。
クリス　だからノエル。あなたの受けたいと思った方の依頼を請けましょう。
レント　あなたの判断はわたしたちの判断。その先にある良いことも悪いことも共に分かち合います。
ノエル　……。――海都の依頼をうけましょう。
トラン　では海都のミッションを受諾してきますか。
ノエル　あの、理由は聞かないんですか？
レント　あなたの判断はわたしたちの判断。あなたがそう決めたのだから、何も言いません。
エイプリル　それになんとなく理由もわかるしな。
クリス　フカビトを倒すことは、フカビト打倒を使命とする深王たちを救うことにも繋がる。――ノエルは両方とも助けたいんですよね。
ノエル　……はい！
レント　ならばその志を決して曲げず貫いてください。わたしたちはそれが折れぬよう支えます。
エイプリル　お前の望む未来――大団円を迎えるために、な。
　【フカビト】…人間を食料とする。人の認識を糧、感情を餌として力を伸ばす。

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