走り書き

　するとちょうど献血十回目だったらしく、記念品をいただきました。　
　写真の上にあるガラスの器がそうです。しかしこれ、なんに使えばいいんだろう。日本酒をたしなむ人ならちょうどいいのかもしれませんが、わたしは飲めなくないのですが、あまり好きなほうではないので……。
　ちなみに下のある箱はプリッツです。お菓子は普段食べないようにしているので、これは妹にプレゼント。……いや、妹も一緒に献血したから同じお菓子をもらってるのですが。まあ、会社でのおやつにしてもらえばいいかと。
　次に献血するのは秋ごろかなあ。体調とよく相談してするかどうか決めます。

　拍手ありがとうございます。
　よくよく考えれば、――直前にしても後にしても、その時に失ったものを取り戻すって結構な悲劇のような気がします。私の書いた小説にはそういう悲壮感のようなものがほとんど感じられませんが。

ノエル　あ、なんだかおいしそうな草が生えてますよ。　
クリス　これは山菜かな？　ちょっと持ち帰ってみようか。　
エイプリル　とりあえず味見してみるか。(モギッ……もぐもぐもぐ)　
レント　……山菜とは大概アクが強いものだが大丈夫なのか？　
エイプリル　ああ。口が痺れるような感じはねえ……　
　キリキリキリキリ　
ノエル　あの、エイプリルさんのお腹から不穏な音が聞こえるんですが。　
トラン　……どうやらさっきの若芽は毒草だったようですね。エイプリル、アリアドネの糸使いましょうか？　
エイプリル　いや、いい。もうそこまで痛くねえから徒歩で戻るぞ。　
クリス　……食い意地はってるから。　
　パーン！　
クリス　ギャーッ！　
トラン　エイプリル！　迷宮内での制裁執行は止めてください！　クリスも余計なことを言わない！　
ノエル　あの、クリスさん、もう聞こえてないんじゃ……。　
レント　糸、使うはめになったな……。　

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